あーらん ジャーナル

思った事をそのままに

こどものチック

我が家のダンスィ、小学生に上がる直前に目をパチパチするようになりました。私自身、小学生くらいからチックを持っていて大人になっても治っていません。チックの症状って、手を替え品を替え色々な形(首振りとか貧乏ゆすりとか、顔をゆがめるとか、声や暴言チックなんてのもあります)出てくるわけですが、今ではコントロールはできるようになりました。

 

お子さんがチックを発症して心配しているお母さん、沢山いると思います。

親心としては子供の姿を見たら辛そうだし、我が子がイジメの対象になるんじゃないかと不安になる気持ち分かります。今回は、自分がチックだった、そして我が子がチックを発症したという立場から、チック症持ちの私の体験、そして我が子の様子をお伝えします。

 

まず、私くらい(軽度)のチックは我慢できます。でも、身体がすごーくムズムズします。動かしたい部分にストレスがかかってきて、気持ちが悪い!!頭かゆいのにボリボリかけない感じ、といったら分かりやすいですかねぇ。

 

私はチックの症状をコントロールする方法を身につけてきました。私は覚えていないのですが、母曰く「学校では出ていなかった」のだそうです。息子の場合も園の担任の先生にきいたところ、園では出ていないと言われました。人目を気にしている時は、我慢できるのです。

 

その代わり、チックが出るのは人の目のつかないところ、そしてリラックスできる場所になります。つまり子供の場合はお家でガンガン出すわけですね。私は今でも症状がでますが、ストレス発散しているという気持ちです。外でチックを我慢している分、家で出す。それでいいと思います.ですので、お子さんがお家でチック症を出していても、おうちの方は何も言わないであげてほしいです。我慢することはものすごーいストレスです。外でのストレスをチックで発散していると思って、あまり「やめなさい」とプレッシャーをかけないであげてください。やめろと言われてもやめられません。

 

で、我が息子ですが、チックが出てから別の件で病院に行ったついでにお医者さんに相談しました。そこで、赤ちゃんでも飲めるてんかんの薬を少量だけ出してもらいました。(名前失念...)

一応持ち帰り、子供に1粒だけ飲ませてみたのですが、あまりの眠気に耐えられず「もう飲みたくない」と言います。脳に作用する薬ですので、ボーっとしたり眠気が強かったりするのは私も理解していましたので、本人が嫌ならやめようと、それっきり辞めてしまいました。

 

で、他に方法はないかなーと思ってネットサーフィンをしていたところ、こんなのを見つけました。新宿のオービー廣瀬クリニックの先生のこどものチック症に関するお話の動画でした。


チック症 - YouTube

 

この先生のことは全く知らなかったですし、病院に伺ったこともないのですが、この動画の中で「栄養療法」に触れられています。そして、根拠は分からないけど効いたのが「なすび」だそうです。

私は普段、ケミカルなお薬をすぐ飲んでしまうたちですし、こういう民間療法的なお話は全く信じないタイプなのですが(笑)

 

薬は拒否されちゃったし、チック自体は私もそうであったようにそのうちコントロールできるようになるかもしれないし、まあものは試し!で2週間毎日夕食にナス料理を出し続けました。子供は茄子が嫌いですので、ちょっと苦労しましたが、「栄養だから!」と1日1/2本分くらい食べさせていました。

 

そして、なんと、これが効いたのです! いや、ほんとに効いちゃったよーって気分でしたね〜。効いたら儲けモンくらいだったので。

 

それ以来、茄子は毎日は出しませんが、週に1−2回は食卓に上ります。

その度に、「えーーーなすーーー」と言われます笑

 

それ以降、今のところ息子のチックは出ていません。でも、同じように茄子を食べ続けた私のチックは治りませんでしたので、大人には量が足りないのかもう何十年も煩っているのでそんな簡単には治らないのか分かりませんが。。。

お子さんのチックに心を痛めているお母さん、よかったら参考にしてくださいね。

 

あでゅー!

 

 

チックとトゥレット症候群がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

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トゥレット症候群(チック)―脳と心と発達を解くひとつの鍵 (こころのライブラリー)

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